抗菌作用はありません

思ったことと生活改善と旅ログ

禁煙はじめてみた #6

2021年1月18日

完全に更新をさぼってしまった.

正確に言うと更新しようとは思っていたが,深刻なネタ不足と仕事の気疲れから能動的な行動ができなくなっていた.現代なので,YouTubeで勧められるがままに動画を見るということだけで時間を溶かすことが可能なのである.

 

話題変わるが,年が明けてからまずたばこを買うのをやめた.購入をやめたタイミングで1箱ちょい残っていたが,それを吸いきったらやめようという感じであった.

結果として1/6にすべてを吸いきって,以降吸っていない.手元に残っていた大量の100円ライターもオフィスの引き出しの奥底に格納してきた.会社に行かない限りはたばこを吸う環境にない.会社に行けば売店で買えはするが,会社の売店は現金決済か給与天引きしか対応しておらず定価でモノを買うには最悪の環境なのでまず行かない.というわけで物理的にたばこを吸う環境を捨てたのだ.あとは引き出しのライターをタイミングで寮の後輩たちにあげればミッションコンプリ―トとなる.

実は昨年10月の大幅増税に合わせて一度禁煙というか減煙を試みていた.業務負荷が高い職種なので,深夜残業のときくらいよかろう,という考えである.でも,結局たばこの量を減らしたとしても,買うときは最低でも20本単位であることには変わりない.残業中でも1本吸おうと思えば最低20本買ってしまうのである.そうなると結局暇つぶしとか疲れたとかでつい手が伸びてしまうのである.確かに当時の月2カートンからすると週1~2箱になったので減ってはいた.これで一応自分をほめていたわけである.

んで,年末年始にふと振り返ったわけである.「たばこを吸いたい自分」と「たばこを減らしたい自分」がいて,「もっと減らせたらいいな~」とか思いながらふかしているのだ.完全に加害者と被害者が同居してしまっている.あほらしくなって仕方なくなったのである.そう思った1/4の時点で捨ててしまってもよかったのだが,たばこできれば止めてと言われていたと別れた直後だった手前,そのタイミングはないだろと思う自分が登場したので捨てるのはやめた.あと単純に貧乏性.

わたしが喫煙を始めたとき,たしかほとんどは500円以下だった.パーラメントもセブンスターもキャスターマイルドもオプションも全部500円おつりが来た.でも今はそうじゃない.キャスターですら500円する.しかも今年もまた値上げするらしい.こうやって値上げの波に襲われるのだ.「1箱500円超えたらやめる」と宣言した父親だってまだ吸ってるし,たぶん安い銘柄に変える気がする.血を引いてるので,このまま吸い続ければそうなる気しかしない.1箱1000円になったらやめるとか言って海外で調達しそうな気がする.喫煙歴もまだ4年程度であるから,やめるなら今のうちだと思った.

たばこのような依存性のある商品のビジネスは手堅いんだな,と実感したし,完全に搾取される側になってしまっている.いまだペーペー,社会の犬みたいな立場で,何者も搾取してないのに一方的に搾取されてしまうのである.圧倒的敗北,完敗,フルボッコではなかろうか.そんなみじめな自分は勘弁だった.悪いが搾取され続けるのはごめんである.何も悪いことしてないもん.

そんな感じで禁煙11日目になる.吸いたいと思うことはあるが,無いものはないのでしょうがない,ドンキやコンビニに寄っても強い意志を持って買わないと決めている.買った時点で敗者,搾取される側になってしまうからである.

浮いた数千円は貯金か転職に向けた資金に充てよう.