2022GW東北ソロツーの思い出を語るだけ #24
インスタに書くには長すぎる。話の流れも中身もないです。
2022年5月3日~7日
連休はあるのに予定は無い。ふと思い立って旅に出る。バイク旅ってそんな動機から始まることが多い。
日常から距離を置いて、喧騒とした東京の都心から少し離れてみようではないか。そんなノリで500kmスロットルを捻った初日から始まる。
道中は感動的な景色ばかり。突如現れた牛久大仏、北上盆地から臨む岩手山、春の残り香を感じた東北道の桜吹雪、津軽半島沿岸の北海道のような雄大な景色、涼しく壮麗な龍泉洞、何も無い陸前高田旧市街、緑豊かな夜ノ森の桜並木、どれも目に焼き付いている。
出会った方々も素敵で、到着遅れても優しく出迎えてくれた水沢の民泊の女将、GSX-R1100とR1000を駆る仙台の親子、退勤して畑作業中なのに手を振ってくれた高野崎の海鮮丼屋のおばちゃん、弘前のカプセルホテルで上段だったおじちゃん、食堂で一緒に煙草を吸った岩手のバイク乗りのおじちゃん達、昼食場所を失いかけていた私に親切に応対してくれ、質問にも親身に答えてくれた東電廃炉資料館のスタッフの方々、温かい人ばかりだった。本当にありがたい。
転職してなーんかモヤモヤする日々を飛び出し、素晴らしい景色と人々との出会いに心が洗われた。純粋な心でこれからも誰かのために、自分のために労働しよう。その思いを忘れることなく、日々進みたまえ。
最終日夕方、富岡から帰路に着いた時ふと虹が見えて自然と涙が出た。都会の混沌に飲まれ、多忙な日々とハイレベルな仕事に自分を殺していたけどこの5日間を一瞬で思い出して救われた気分がした。明日からもがんばれ、わたし。
でも夜になる頃めちゃくちゃ雨に降られた。キレイな思い出だけではお腹が空くからね、この世は時に厳しくもある。
何はともあれ、これだからバイク旅はやめられないのだ。
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バイク移動は4日間、合計1912km。
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