予実管理が大事 #14
2021年2月7日
更新をしない日はアクセス数が1桁である一方,記事更新をすれば軽く50アクセスは到達するようになった.グラフにより可視化されると如実にそれがわかるようになる.更新をさぼる=前進していないのを表しているようだ.
私はそもそも不器用である.手先も不器用であれば,表現の仕方だって不器用である.不器用であるからには,それを補うようにしてあげるのがいいはずである.表現がヘタクソならボキャブラリーやアウトプットの機会を増やしてやればいいと思って,この場を開設したわけである.
さらに悪いことにお金の使い方まで不器用なのだ.それ故になかなかに貯金額が大きくならない.年末にせっかく大台に達したというのに,帰省やらなんやらでまた大きく割り込んでしまった.先の例に倣い,金が貯まらんのならきちんとお金の出入りを管理することでその不器用っぷりを補えばいいと考えた.
というわけで,年明け以降から出納帳をつけるようにした.単純に出費を記載するのではなく,一応自分の生活を鑑みて予算をざっっっっっくり作成し,それに対して実績を管理するようにした.
これまでも実績管理的なのはやってはいたけど,クレジットの明細の合計額を見て,今月の収入以下ならまぁOKみたいな感じ.そりゃ金貯まらんわけだ.
管理し始めてたったの2週間しか経過していないが,この予実管理というのものの大事さを切に痛感しているところである.
まず予算をつけるという行為が自分の生活を振り返り,この先の1か月を予想する機会になる.自分の直近1か月をある意味予見するわけである.まあこれが全然当たらなくて,自分の検討性の甘さというものを実感させられる.
そして,週ごとに出費を書き出していくことで実績管理をしているが,ここでも自分の無駄遣いや予算をつけたときの見込みに外れるような行動(=節約しようとしていない行動やもう予算オーバーなのに商品を購入するなど)が山ほど見つかって,あきれ返ってしまうわけである.
自分の見込みも甘ければ,その見込みを前提にした行動がとれていたかどうかも怪しいわけである.
予実管理をすることで自分の甘さや不確実性にひとつ気づけただけ大きな前進だと思う.
多分これは自分の懐事情に限った話ではなく,仕事や自分の目標にだって通ずる話になるのだろう.
目の前にあるタスクに対し,どれくらいの時間でこなすことができるか.実際に完了させたときに見込みとの乖離がどれほどであったか,
そしてその差をきちんと把握することで次のタスクを完了させるときにつなげなくてはならない.
こう書くと,2か月後の模試で〇点を取るために集中的に××を勉強する,みたいな受験勉強的なそれを思い出すわけであるが,きちんと仕事をこなせる人は学生時代からそれができる人だったのだろう.よく「仕事ができるのと,学歴は別」みたいなことを言うけど,まさにそういうこと.ちなみに私は苦手なことだった.
でも,いまそれの大事さが身に染みている.これをきちんとできるかどうかで自己実現の可能性が広がるのかな,と思っている.お金だって,自分のやりたいことを達成するための手段であるのだから,それを適切に管理してやって,自分の必要とするときに必要なだけ使える状態にしてあげないといけない.
仕事というのは自己実現のための資金調達の手段であるととらえている.なので,仕事でお金を稼げるに越したことはない.ということは仕事ができる人間であれば,評価され,収入だって増えるはず.やはり仕事のタスクだってきちんと予実績管理をしてやって適切に進められていないといけない.
自己実現だって,何かしらの目標を据えてやって,今の自分が達成できてるか,来年の自分はどうか,きちんと見つめてあげないといけないわけだ.
自分の懐事情から実感させられた予実管理の大事さ,あらゆる面に応用が効きそうだと気づかされた.
齢24.気づくのは遅かったかもしれないが,今から行動を変えてやればそれまでの自分よりかはいい方向に進むかもしれない.
過去や未来にとらわれるのはよくないかもしれないが,それらを見つめたうえで今の自分にフィードバックする予実管理,間違いなく大事なことなのだろう.